大会レポート |
帯 広 本 部 齋 藤 響 俊 6級 |
2012年11月25日 第11回サムライ杯秋の陣空手道選手権大会 名古屋・露橋スポーツセンター 高校2・3年生男子の部 準優勝 |
自分は11月25日に名古屋市で開催されたサムライ杯秋の陣と言う大きな大会に出場しました。 名古屋で開催される大きな大会出場は2度目なのであまり緊張はしませんでした。 自分はこれまでにサムライ杯に向けて約5ヵ月間稽古に励んできました。 5ヵ月間の稽古の合間には北海道大会もありとても大変でした。 昨年もサムライ杯に出場したのですが、一回戦で負けてしまいました。 ですから今回は絶対に優勝をするつもりで試合に臨みました。 大会前日の24日午後に名古屋に到着し直ぐに他の出場選手と合流しました。 その日の夜は午後10時前には床につき翌日の試合に備えました。 試合当日、起きてすぐに朝食をとり、北海道のメンバーと共に会場に向かいました。 今回の出場選手は昨年よりも多く400名を超える大会になっていました。 高校生の部も昨年より多くとても楽しみになってきました。 トーナメント表が配られ、父からは「3回勝ったら優勝だな」と言われました。 その言葉を聞き何かとても早く試合を行いたい気持ちになってきました。 開会式後、先輩方とアップを行いながら、次第に試合時間が近づいてきました。 そうこうしているうちに試合時間が近づき、椅子に座り試合順を待っている時に父が「今日はお前が相手を思いっきり叩いていい日だ。思いっきりやってこい!」と言われました。 試合場に上がり開始線前に立って試合が始まると、あっという間に2分間が経過しました。 結果は5−0の判定勝ちでした。 試合が終わり父から「少し硬かったな、もう少しリラックスして行こう」とアドバイスを受けました。 2試合目は淑徳巣鴨高校と言うとても強い選手を多く出している高校の選手との対戦でした。 少しアップを行い試合を待っている時に父から「これを勝ち抜けば今度は決勝だ。絶対に勝ってこい」と言われました。 試合が始まり、また、あっと言う間の2分間でした。判定は5−0の優勢勝ちでした。 次は決勝です。 決勝まではかなり時間があったにも関わらずとても短くかんじました。 いよいよ決勝戦です。控えの椅子に座って待っている間に、これまでの稽古や北海道で応援をしてくれている友達、家族、道場生のことを思い出しながら試合に臨みました。 結果は0−5の判定負けでした。あと一歩で優勝だったと思うととても悔しくてなりません。 父からは「頑張ったじゃないか。それに、負けた時こそ自分に何が足りないのか気付けるのじゃないか!」と言われ納得することができました。 今回は大きな大会で準優勝を取ることができ、とても嬉しかったのですが浮かれずこの先もどんどん稽古を積んでいきもっともっと強くなれるように頑張っていきます。 |
押忍 |